2009年12月24日木曜日

發表番順

次回からのホスト・記録順です。


ホスト      記録        
ジル
ユカイク
ジョグマキ
リカ
ジルユカ
イクジョグ
マキリカ


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※2 長期参加不能な場合(二回以上欠席)は事前に休暇を取ること、当番順から一時外します。

2009年12月13日日曜日

[勉強会資料] ピクサーとディズニー by ユカ

ディズニー、ピクサーの買収を正式発表--買収額は74億ドルに


文:John BorlandCNET News.com)翻訳校正:坂和敏(編集部)2006/01/25 07:21  


 Disneyは米国時間24日、Pixar Animation Studiosを74億ドル相当の株式交換で買収すると発表した。これにより、Apple ComputerのCEO(最高経営責任者)Steve JobsはDisneyの取締役に就任する。


 Walt Disneyが普及させたペンとインクによるアニメーション製作手法を受け継ぐものとして、Pixarのデジタルなアプローチを採用することは、アニメーション映画の製作元として由緒ある歴史を持つDisneyにとって大きな賭けといえる。また今回の買収は、ITと映画業界との間で起こった激しい衝突の最新事例でもある。


 今夏に完了する見通しのこの買収の一環として、Pixarの幹部2人がDisneyのアニメーション部門を統括することになる。Pixarの社長を務めるEd Catmullは、PixarとDisney Animation Studiosの合併会社の社長に就任する。また、Pixarのエグゼクティブ・バイスプレジデントで、同社のクリエイティブ部門のリーダーと広く認知されているJohn Lasseterは、新会社でクリエイティブ部門の最高責任者に就任する。なお、Pixarは引き続きカリフォルニア州サンフランシスコのベイエリアに本社を置く。


Jobsは「企業も株主も異なっていたDisneyとPixarのコラボレーションを妨げる障害はなくなった。これで、全員が重要なこと--つまり、世界の数百万人の人々を楽しませる革新的な物語やキャラクター、映画をつくり出すことに集中できる」とする声明を発表した。


 Disneyは74億ドル相当の株式を発行するが、Pixarが10億ドルを若干上回る現金を保有している点を考慮すると、実際の支払額は63億ドル弱になる。Pixarの株主は保有株式1株に対し、2.3株のDisney株を受け取る。これにより、JobsはDisneyにとって最大の個人株主となる。


 1995年の「Toy Story」を皮切りに、Pixarの全作品をDisneyが配給するなど、両社は長年協力関係にあったが、近年は不安定な状態が続いていた。


 しかし、この提携延長に関する交渉は暗礁に乗り上げしまい、PixarのCEOも兼任するJobsと当時DisneyのCEOだったMichael Eisnerとの間では、それぞれ相手側を非難する発言の応酬があった。そして2004年1月に、PixarはDisneyとの交渉を打ち切って、ほかの配給会社を探すと発表していた。


 だが最近では、両社の関係に改善の兆しが見えてきていた。昨年10月にAppleがビデオ対応iPodを発表した際には、Disneyの新CEO、Robert IgerがJobsと一緒にステージに立つなど、DisneyはAppleの「iTunes Music Store」に関する主力パートナーとなっている。


 Lasseterは、アニメーションスタジオでの仕事に加え、Walt Disney ImagineeringでもIger直属のクリエイティブ部門主任アドバイザーを兼務し、さらにDisneyのテーマパーク設計にも力を貸すことになる。


 この買収は、Pixar側の株主(ただし50.6%はJobsが保有)および規制当局の承認を経て成立の運びとなる。Jobsは、この買収への賛成票として最低でもPixar全体の40%にあたる部分を投じることに同意しているため、相当な反対が生じないかぎり、買収を十分成立させられる(また、そもそも相当な反対が生じるとの予想もない)。


 なお、Pixarの株価は時間外取引で1.43ドル(2.48%)高の59.00ドルに、またDisneyの株価は5セント(0.19%)安の25.94ドルになっている。


異なる社風--衝突の可能性は?


 Disneyを長年取材してきたニューヨーク在住のメディア専門ジャーナリスト、Ken Aulettaは、今回の買収と、Time Warner-America Online(AOL)の合併との類似点を指摘している。同氏によると、DisneyとTime Warnerはいずれも由緒あるメディア企業だが、ともにビジネスのハイテク化でつまずき、新しいメディアに精通した企業に支援を求めることになったという。


 合併後のAOL-Time Warnerでは厳しい状況が続いてきているが、これは新旧の世界の間にある潜在的な落とし穴を的確に例証するものといえる。だがAulettaは、DisneyがSteve Jobsと同盟を結ぶことにしたのは好判断だという。


 「Jobsには、長年にわたり驚くべきことをやってきた実績がある」とAulettaはいう。「彼は幸運な一発屋ではない。Jobsを味方に付け、新会社に確実に関与させるのは望ましい展開だ」(Auletta)


 この買収が成立すれば、世界最大級の企業へと成長した芸術表現の歴史に残るリーダーと、非常に人気の高いヒット作を次々に出しながら、極めて「家庭的な」雰囲気を維持していると元社員が証言するハイテク分野の草分けという、アニメーション業界の対極にあった2つの企業が1つになる。


 7年間務めたPixarを2004年に退社し、「Animationmentor.com」というオンラインのアニメーションスクールを設立したBobby Beckは、「(Pixarでの)仕事で素晴らしいのは、ディレクターが全員社内にいることだ。ディレクターと本当の関係を築ける。気軽に話し合えるようになる」と語っている。


 ただ、大企業と小規模企業にはそれぞれ異なる社内文化があり、その文化の違いが衝突につながる可能性もある。


 実際、一部のPixarファンは、同社がオリジナリティーを失うのではないかとの懸念から、この買収の見通しに対する不安感を示している。


 UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)のアニメーション課程で主事を務めるDoug Wardは、「Pixarは非凡な集団だ。われわれが懸念しているのは、だれがトップに立つのかだ。(Pixarは)Disneyという大企業のなかで単なる一事業部となってしまうのだろうか」と述べている。


 




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