「タカオ日本語道楽会」のみなさん
今週のホストを務めさせていただくユカです。今回は日本の童謡について語りたいと思います。
みなさんご存知のように、私は日本育ちなので、日本の童謡にとても親しみを感じています。童謡を聞くと、小さい頃のまっすぐな感性を引き出しますね。私個人の話ですが、台湾に帰ってからはほとんど耳にしなかった歌を、10年過ぎたある日、紀伊国屋で聞きました。幼児向けの教え歌「おやゆびパパ」でした。聞いたとたん、涙が出ました。自分が実に日本で生活していたことを認知し、その過去と向かいあい懐かし始めたきっかけでした。小学館の「こどものうた大全集」8888元、後に買ってしまいました。
日本にはこどものために作られた歌が沢山あり、わらべ歌や遊び歌など民により伝われてきたもの以外、思想宣伝(戦争時期)や教育(教え歌)などのため、政府により編集され(唱歌集)学校やテレビ放送で教えられてきた歌が多いです。童謡運動(「赤い鳥」という雑誌が主)のおかげで、多くの詩人や作曲家の力により、文学的にもとても価値のある、子どもが歌いやすい、かつ美しい歌が今でも歌われ続けています。また、その時代にある子どもの生活姿、もしくは国の社会を無形のうちに捕らえているところが、100年歌い継がれてきた歌を集結すると変移が見え、私にはとても意義ありに思えます。
個人的な感想ですが、日本には童謡としてはとても美しく感性に満ちた歌が多く、大人になっても歌いたいようなものが沢山あります。もちろん台湾にも素敵な歌が沢山ありますが、国民に熟知されている程度とその数、また品質の平均レベルには劣るのではないでしょうか、と私は思います。
添付ファイルは、日本の歌についての結構長い説明ですが(笑)時間がないかたは、「こどものうたと私.doc」だけ読んでください。内容はこどもの歌の価値や変移にあたる、作詞家や作曲家たちの感想で、私が本から一部写したものです。内文も簡単です。
できれば、童謡の定義と歴史を読んでおいてください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/童謡
以下は興味のある方への参考までです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/童歌
http://ja.wikipedia.org/wiki/文部省唱歌
http://www.tude.tamagawa.ac.jp/joinus/info/forum/forum17/index.html
長い紹介文になってしまいました。
今回は人数が少ないので、10:00、六合の金鉱コーヒーにします。
ホストの準備がんばります 囧
添付ファイル:
こどものうたと私
わらべうた・童謡・唱歌・子守歌
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